初秋　知床

前夜　知床半島の南の玄関口　羅臼に到着したのは九時ちょっと前
台風に向かって南風が吹き　途中で夜空の星も見えなくなってしまいました
たぶん　上の方で雷雲が発生していると思いつつ眠りにつきました

予想は見事に的中　朝４時に雨の音で目が覚めました
長続きはしないだろう・・・・・・

４時半になると　漁船が次々と帰って来始めました　対岸には国後島がはっきりと見えます
しかし　ちょっと雲が海岸線沿いに残っています
日の出を拝みたいと　羅臼の東側の海岸線を行けるところまで
突っ走る事にしました（笑）　途中で雲の上が明るくなってきました
ご来光じゃぁ〜

知床半島の南側の最終地点は　相泊漁港です　これ以上先には徒歩で行くしかありませんが
早朝・夕方には　熊さんに注意しましょうと看板に書いてあるので
足がすくんでしまいました（笑）

空は　雷雲の間から晴れ間が見えたり夏の天気を思わせます
セセキと言うところの　小さな滝と　海に湧き出る温泉を岩で囲んだ
セセキ温泉　勿論混浴可ですが　水着着用の事とのことです（笑）
さて　知床峠・・・・・・曇ってる(^_^;)
たぶんガスがかかってる　前が見えるかな〜(T_T)

案の定４合目の途中から　ライトを着けての運転となりました
山頂は５０メートル先が見えません
慎重に下りのカーブを駆け下りました

今回は　イヅミーナ姫が同乗していて　このルートは初めてと言う事で
「知床五湖が見たい〜と」
途中から右にカーブ　知床五湖線に入りました

知床五湖の入門許可は７時半　ゆっくりと鹿君が出てこないかと走りました
ゲートの前で４番目に並んで開門を待ちました
１分前に係員の車が到着しました　さすが公務員（笑）
このゲートから　五湖までは１分
取り合えず車を止めて　姫と歩き始めました
が！待てよ！熊が出るかも知れない所に・・・・

早速作戦会議　一湖に行ったら写真を撮る振りして時間稼ぎして　後の人に抜かさせよう（笑）

しかし　御覧の通り　空は曇って　風は強く　撮影の雰囲気ではありませんでした（笑）
それでも何とか３組が通過（笑）
エサは先を目指しました（爆）

２・３・４湖と進んだところで電池切れ（笑）
先頭から２番目に昇格
これは鹿の糞だね　丸っこいしょなんて解説を娘にしながら５湖を過ぎて
駐車場目指して・・・・・
その時　犬の糞より太い糞発見！
あら〜　これは以前テレビで見た熊さんの異物！
乾いていないし　ひょっとして近くにいるのかな〜ひょえ〜〜〜〜
物音を立てれば逃げるんじゃないのかと思って
「あるう〜ひ　熊さんと」♪を歌い出しましたが
その後考えてみると　熊さんとの出会いの歌でした（爆）

無事駐車場にたどり着き　車の中に待機していた　オオカミ様
一言「熊に会わなかったんだね（￣ー￣）ニヤリッ」
こうして　知床の早朝は過ぎていったのでした　

えっ！なんか忘れていないかって・・・・・・・・
そうそう　知床って言えば　エゾ鹿君でしょ
今回も　いっぱい出現してくれましたよ
その中でも　オス鹿君も登場してくれたシーンを！

こうして　知床は無難に通過！
次の目的地に・・・・・・・
ここから苦難の道のりが始まったのです（笑）

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